自営業主婦の職種おすすめと扶養や確定申告について解説

「旦那の給料だけじゃ毎月のやりくりが大変…」

主婦なら一度はこのように感じた経験ありますよね。

こうなったら自分も働きに出よう!と思ってもなかなか希望に合う仕事が見つからなかったり…

主婦の仕事探しって本当に条件が合わないものが多くて難しいものです。

そんな主婦におすすめしたいのが
「自営業」としての働き方です。

“希望の場所で時間が取れるときに仕事してパート以上に稼ぐ”

自営業ではこんな働き方が実現できます!

実際に私も自営業として一日5時間ほど働いていますが、多いときは月に50万円を超えるときもあります。

パートよりも短い時間でパートの5倍以上稼ぐことができるのが自営業のいいところです。

この記事では私の自営業の経験も交えて

・自営業を始める主婦におすすめの職種
・扶養や確定申告などの手続き

についてお話します。

この記事を読み終わるころには主婦が自営業で働く魅力に気づくはずです。

主婦が自営業を始めるなら働き方を考えて選ぶべき

主婦の自営業といえば

・自分のお店を持っている
・特技を生かして教室を開いている

など好きなことを仕事にしているイメージが強いと思います。

自分の好きな仕事で収入を得られたらそれに越したことはありません。

しかしいくら好きな仕事だからといって自営業で食べていけるというワケではありません。

主婦がこれから自営業を始めるなら働き方を考えて選ぶべきです。

例えば、今からまつエクの仕事で自営業を始めたとしても長くは続かないのは目に見えていますよね。

すでに需要が減ってきている仕事、またこれから需要が減る仕事で自営業を始めても一年足らずで廃業してしまう可能性が高いです。

また、家庭や育児と両立しながら働くことを考えれば、絶対に外せない条件があるはずです。

例えば

・午前中~お昼の時間帯に働ける仕事がいい
・土日休みの仕事がいい
・残業や夜勤の仕事は避けたい

このように”時間に融通がきく仕事がいい”という絶対条件が主婦にはあります。

それが叶えられるのが自営業なんです。

特に在宅でできる自営業は主婦にとって理想的な働き方ができます。

在宅でできる仕事であれば

・時間に融通がきく
・自宅に居ながら仕事ができる
・場所代や経費が少額のため利益を得やすい

家事や育児と両立しやすく、収入の面を考えても主婦にとって好条件です。

しかも在宅でできる仕事は、開業手続きなど自営業の経験がない一般主婦でもカンタンに始められます。

これから自営業を始めるなら、主婦業と両立できる働き方を選びましょう。

自営業主婦の職種おすすめ5つ

では主婦が自営業で働くには具体的にどんな職種があるのか?

在宅でできる主婦におすすめの職種を5つ挙げてみました。

①オンライン講師
②ネットショップ
③プログラミング
④Webデザイナー
⑤アフィリエイト

①オンライン講師

平均月収 10~20万円
必要経費 数千円(Wifi通信費など)
利益率

主婦が自営業で働く一つ目の選択肢はオンライン講師です。

スカイプ通話などを利用してオンラインで家庭教師や英会話講師として活躍できます。

また家庭教師や英会話に限らず、外国人に向けて日本語を教えるオンライン講師なら資格がなくてもすぐに始めることができます。

人を相手にするので仕事の時間に関しては多少調整が必要ですが、自分が働ける時間内に講義を組み込めばOKです。

日本語講師ならアルバイト感覚で始めることもできるので、自営業として起業する前に一度チャレンジしてみるのもおすすめです。

→日本語を教えるオンライン講師【JapaTalk】

 

②ネットショップ

平均月収 約30万円
必要経費 10万円~/月
(仕入れ代、出店料、販売手数料など)
利益率

海外から仕入れた商品やハンドメイド商品を販売するネットショップも自営業主婦に人気があります。

店舗をもたなくていい分経費が抑えられるため起業にあまりお金をかけられない主婦でも挑戦しやすい職種です。

しかし商品を仕入れる場合は関税や送料がかかり、ハンドメイドの場合も材料費や制作時間が必要となります。

さらに梱包、発送などの手間がかかるため、実質手元に残るお金は収入の20~40%ほど。

利益率が低いのが難点ですが、販売の仕事に興味がある主婦にとってはやりがいのある職種です。

③プログラミング

平均月収 約30万円
必要経費 数千円(Wifi通信費など)
利益率

プログラミングはコードを書いてシステムを開発したり、アプリを作る仕事です。

JavaScriptやPHPなどをあらかじめ勉強する必要がありますが、一度技術を身に付ければ1案件あたり数万円~数十万円。

得られる収入が大きいため、主婦が自営業として働いても安定しやすい職種です。

またパソコンとWifi環境があればその他の経費はほぼかからないため利益率もいいです。

プログラミングのスキルはオンラインスクールを利用すれば最短7日間で技術を身につけることができます。

→プログラミングスクールについてはこちら

④Webデザイナー

平均月収 約20~30万円
必要経費 数千円(Wifi通信費など)
利益率

WebデザイナーはWebサイトを作る仕事です。

企業などから依頼を受けて希望に沿ったデザインでWebサイトを作成します。

対面で打ち合わせする場合もありますが、自宅から出られない場合はスカイプ通話で打ち合わせすることも可能です。

自営業でWebデザイナーをする際には一回きりの仕事を何件も受けるよりも、企業との契約が収入安定のコツです。

企業と契約ができればキャンペーンごとやサイトリニューアルごとに仕事がもらえるので、安定した収入源になります。

Webサイト制作にかかる費用も特にないため、一度手に職をつけて自営業として開業してしまえば利益率がいい仕事です。

⑤アフィリエイト

平均月収 約10~100万円
必要経費 数千円(Wifi通信費など)
利益率

アフィリエイトは自分でブログやサイトを作り、記事の中で紹介した商品が売れると収入が生まれる仕組みです。

他の職種と大きく違うところは、“働かなくても稼げる収入源が作れる”という点です。

オンライン講師やWebデザイナーは働いた分しか収入を得ることができません。

しかしアフィリエイトの場合は一度収入を生み出すサイトを作ってしまえば、あとは放置していても収入が生まれます。

毎日忙しい主婦だからこそ効率よく稼げるアフィリエイトが一番おすすめできる自営業です。

また自分ひとりで解決する仕事なので、家事や育児のすきま時間に作業しやすいのも魅力です。

 

ちなみに私はアフィリエイトで自営業をしていますが

わずか10日間で14万円の実績が出ています。

もしもパートで同じ金額稼ごうと思ったら1ヶ月間休みなしで毎日5時間働かないといけません。

でもアフィリエイトならわずか10日間でパートのお給料を軽々と稼ぐことができる!

まさに主婦が自営業として始めるべきビジネスです。

自営業主婦はブログを作っておくべき


どんな職種で自営業を始めるにしろ、ブログは必ず作っておくことをおすすめします。

ブログをおすすめする理由はこの3つです。

・PRになる
・営業力が身に付く
・ブログ自体が収入になる

PRになる

自営業は自分で営業して仕事を取りに行かなければいけません。

でも一件一件いろんな企業に電話したりメールしたりって大変ですよね?

そこでブログが役立ちます。

自分の実績を載せたブログを作っておくだけでもそれがPR(宣伝)になります。

要するにブログは自分の売り込むためのひとつのツールになってくれるということです。

するとブログを見てくれた人から依頼がきたり企業からオファーがくることもあります。

ブログをきっかけに仕事が広がる可能性があるので、どんな職種で自営業をするにしろブログは宣伝のために作っておいたほうがいいです。

営業力が身に付く

ブログには必ず読み手がいます。

ということは読み手の気持ちを考えて書きますよね。

「仕事を依頼してもらうには何をアピールすればいいかな」

「どんなふうに書けば”この人に仕事を任せたい”と思ってもらえるかな」

このように考えることで自然と営業力が身に付いていきます。

営業力があれば仕事も獲得しやすくなり、自営業主婦としてどんどん成果を伸ばすことができるようになります。

ブログ自体が収入になる

自営業主婦にブログをおすすめする3つ目の理由はブログ自体が収入源になるということです。

例えばWebデザイナーの場合は”これからWebデザイナーを目指す人”に向けてブログを書きます。

具体的には自分がWebデザイナーのスキルを身に付けた勉強法や講座スクール、参考にした書籍など紹介しながらブログ記事を書きます。

そこで紹介した講座や書籍が読者に購入されたらそれが収入になるということです。

また自分のノウハウをまとめたオリジナル教材を販売すればそれも収入に代わります。

このようにブログ自体を収入にできるため、自営業で効率よく稼いでいくためにもブログは作っておくべきです。

自営業主婦は扶養から外れるべきかどうか

主婦が自営業として開業するときに気になるのが「扶養」についてですよね。

結婚していればほとんどの場合、旦那さんの扶養に入っているはずなので

旦那の扶養内で働くか、それとも扶養を外れるか

ここで迷いますよね。

自営業として働く主婦の私が結論を言うと

「旦那の扶養から外れて働くべき」です。

なぜなら旦那さんの扶養から外れることによって、収入額を気にせず自由に働くことができるからです。

もしも扶養に入ったまま働くことになれば、一年間の収入が103万円を超えないように仕事をセーブしなければいけません。

すると103万円以上稼ぐことができないため、パートレベルのお給料しか稼ぐことができません。

それではわざわざ自営業として起業する意味がありませんよね。

また扶養に入ったまま103万円以上の収入が出てしまうと、旦那さんの手続きがとても面倒なことになります。

具体的にどんな手続きが必要かというと、

→旦那さんが会社に配偶者控除等申告書を提出
→会社が年末調整のやり直し(所得税を再計算し給与から差額の追加徴収)

旦那さんにも勤務先の会社にも手続きをしてもらわないといけません。

また年末調整のやり直しができるのは通常は翌年1月までとされているため、期限内に処理できなければ旦那さんが税務署に行って自分で確定申告をしなければなりません。

後々面倒な処理を避けるためにも主婦が自営業で働く際には、旦那さんの扶養から外れていくことをおすすめします。

自営業主婦の確定申告は税金控除の多い青色で

確定申告には青色と白色があるのは有名な話ですよね。

では一体自営業の主婦が確定申告するにはどちらがいいのか?

結論から言うと「青色申告」です。

なぜなら主婦が自営業で働く上でのメリットがたくさんあるからです。

▼青色申告のメリット

1.65万円の特別控除がある
2.赤字を3年間繰り越すことができる
3.家族への給料が経費になる
4.30万円未満の固定資産が全額経費になる
5.自宅などの経費が一部事業の費用になる

青色申告にはこんなメリットがあります。

実際に私の青色申告の一部をお見せするとこんな感じです。

77万円の所得から青色控除額の65万円が差し引かれているため、残りの129,316円にしか税金がかかりません。

これだけでも大きな節税ですよね!

また年間の所得が赤字になってしまっても繰り越すことができます。

さらに家族に事業を手伝ってもらおうと考えているのであれば家族への給料が経費にできるのでここでも節税対策になります。

他にも、在宅で自営業をする際は家賃の一部を経費にできたりと青色申告はメリットだらけです。

逆に白色申告は

・特別控除がない
・赤字になっても繰り越せないため税金の支払いが必要

自営業(個人事業主)で働く主婦にとってはデメリットのほうが大きいです。

白色申告は稼ぎが多くなって自分で法人で会社を立ち上げるようになってから検討すればいいです。

自営業を始める際は青色申告で確定申告を行いましょう。

 

自営業主婦は年金が少ないので今のうちから準備を

自営業と言えば「年金」についても気になるところですよね。

厚生年金ではなく国民年金のため、もらえる金額は確かに少ないです。

さらに私たちが65歳を迎えたときには年金がまともにもらえないのは目に見えていますよね。

だから主婦がこれから自営業を始めるときには今のうちから準備しておくことが大切です。

準備しておいたほうがいいものはこの2つです。

・年金保険
・小規模企業共済

まず個人で年金保険に加入しておくことをおすすめします。

30代からでも月々1万円ぐらいから掛けられることができます。

また自営業で働くなら小規模企業共済に入っていくのもおすすめです。

なぜなら、自営業の場合は退職金がないからです。

65歳まで働いたとして事業を終えてもお金は入ってきません。

しかし小規模企業共済に加入しておけば、20年後以降、掛け金に対してプラスになって返ってきます。

掛け金も1,000円から掛けることができ、掛けた金額は確定申告の控除対象になるので節税対策にもなって一石二鳥です!

このように自営業の場合は将来を見据えて年金の準備や退職金の準備をしておくことが大切です。

自営業主婦の私がパートの友人と比べてよかったと感じること

確定申告のような難しい話になるとなんだか自営業って面倒。と思われるかもしれませんが、いざ自営業を始めてしまえば何にも面倒なことはありません。

むしろパートで働く友人よりも自営業のほうがラッキーなことが多いです。

人間関係に悩むことがない

まず人間関係に悩むことがないのがパートとの大きな違いだと思います。

パートで働く友人は

職場にイジワルな先輩がいてさ…同じ日に出勤になるとめっちゃストレスたまる~!
パートの友人
パートの友人

と愚痴をこぼしています(笑)

パートで勤めるとなったら絶対に人間関係は切っても切り離せないですよね。

でも私のように一人で解決できる仕事をしていれば、人間関係に悩むことはありません。

パートの友人と比べると人間関係がないだけでもかなりストレスフリーで快適に仕事ができるんだな~と日々実感しています。

帰ってきてヘトヘト…がない

パートをしている友人は

パートから帰って子ども迎えにいってごはん作って…もう帰ってきたら毎日ヘトヘト!
パートの友人
パートの友人

とよく言っています。

確かにパートでただえさえエネルギーを使うのに、それに加えて通勤の移動時間があり、ヘトヘトになるのも無理はないです。

一方で自営業の場合は自分で仕事の時間を決めることができます。

お迎えや夕食の時間を逆算して仕事を早く切り上げることもできるし、在宅でできる仕事なら移動時間もないのでヘトヘトになることもありません。

仕事以外に家の掃除や片付けがこまめにできるのも在宅自営業の魅力だと感じています。

「明日からまた仕事か~」という憂うつ感がない

休日の夕方になるとこんな声をもらしていませんか?

明日からまた仕事か~
パートの友人
パートの友人

パートの友人のお決まりのセリフです(笑)

私も働きに出ていたときはいつも言っていたのを思い出します。

「明日からまた仕事が始まる」と思ったらとても憂うつな気分になるんですよね…。

でも自営業で働くようになってからはこの憂うつ感がありません。

なぜなら仕事を日課のようにしているからです。

例えば毎日当たり前のようにする歯磨き。

すでに私たちの日課になっているので「明日もまた歯磨きしないといけなのか~」なんて思いませんよね?

これと同じで仕事も日課に組み込んでしまえば「明日もまた仕事か~」なんて気分にはなりません。

むしろパソコンを開いて作業しないと落ち着かない!ぐらいの感覚になるので、仕事に対してストレスフリーになります。

フルタイムよりも短い時間で大きく稼げる

パートなのにフルタイムで働いているから社員と変わらないぐらい働いてるわ~
パートの友人
パートの友人

「パート」といえど実際の職場では社員と変わらない扱いをされるのがほとんどで、パートでも責任の重い仕事を任されることもありますよね。

それなのに

時給900円×8時間=7,200円

一日フルで働いてもせいぜい7,200円程度です。

これがパートのお給料です。

一方で私は作業しなかった日でもパートの友人の約2倍の収入が生まれています。

働いた時間に関係なく大きく稼ぐことができる点でも自営業をしていてよかったと感じます。

都合が悪いときはいつでも仕事をお休みできる

先日パートの友人の話を聞いて驚きました。

こないだ忌引きだったのにどうしても人が足りないから午前中だけ出勤してといわれて仕方なく出勤することになってさ…
パートの友人
パートの友人

ちょっと待遇がひどすぎて思わず「えーーーー!それはあり得ない!」と返してしまいました。

パートは予めシフトが組まれるため、急用ができたとしてもカンタンには休みがもらえない。

これが現実なんですよね。

たとえ休みがとれたとしても次出勤したときに職場の人にどんな目で見られるかわかりません。

一方で自営業であれば、自分の都合を優先できるのでいつでも休みを取ることはできます。

急に家族の予定ができたとき、イベントごとで一日中仕事の時間が取れないときは作業をお休みして他の日に作業を回すようにしています。

このように急な予定が入っても自分で休みを調整できるのは自営業ならではです。

パートも友人よりも自営業のほうがはるかに時間にもお金にも余裕ができることを実感しています。

自営業を始める主婦についてのまとめ

今はまだパートやフルタイムで働く主婦が多いように見えますが自営業で働く主婦は今どんどん増えています。

自営業として働くことができたら

・子どもと家で過ごしながら仕事ができる
・土日は家族との時間が作れる

家庭との両立がしやすくなります。

また自営業で働くようになれば自分でバリバリ稼いでいけるので

「旦那のお給料だけじゃ少ない…」と愚痴をこぼすこともありません。

生活にも貯金にも余裕ができて、確実に今よりもいい生活が待っているはずです。

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